Vol.193 バスの中で子供との会話

 幼稚園の息子とバスに乗ったときのこと。
 「なんでバスの中で携帯電話しちゃいけないの?」って、携帯電話で話をしている人のそばで大きな声で息子が私に質問しました。一瞬どうしようかなと思ったけど、「バスの中で話しをするとまわりの人に迷惑になるからよ。それと、心臓にね、ペースメーカーをいれている人がいてね、携帯電話の電波でペースメーカーが故障するかもしれないのよ」とはっきりと説明しました。遠慮して説明してはいけないと思ったからです。コソコソする理由はないでしょ。
 私と息子の会話を聞いて、前の席でメールをしていた大学生は、携帯をバッグにしまいました。携帯で話している女性の方を見ると、こっちをにらんでいるような気がしました。
 バスの運転手さんが「携帯やめてくださーい」ってマイクを通して注意したら、息子が「そうだよね、バスの中で携帯しちゃいけないんだよね」って、嬉しそうに言いました。携帯で話していた女性になにか文句を言われないかと、こっちはヒヤヒヤするのだけれど、息子はまるで気づかず、天真爛漫に笑ってます。正しいことを言ってるんだから、堂々としていればいいのですけど…。
 バスの中で携帯電話で話してはいけないのは、社会のルール。睨まれたら、睨みかえしてやろう。文句を言われたら、言い返してやろう。ぐらいの気持ちで、堂々としていればいいのです。いけないことはいけないという態度を、大人は子供の前ではっきりと見せるべきです。幼稚園の子供に注意されるような大人は、情けないですものね。大人は、子供のいい見本になりたいものです。私も息子に注意されないように、バスに乗るときは携帯の電源はきっておこうと思います。


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