Vol.188 日本語のアクセント(2)アクセント辞典には、カタカナで単語が書かれています。一つ一つの単語に、線が引いてあるのに気づきます。(線のない単語もあります)。線は、単語の上に引いてあって、よーく見ると、線のある音とない音があります。 例えば、柿。柿の「カ」には線はありません。柿の「キ」には線が引いてあります。線が引いてない「カ」の音は低く発音し、線が引いてある音「キ」の音は高く発音します。 牡蛎はどうでしょう。牡蛎の「カ」には、線が引いてあって、それも、カギ括弧のような線が引いてあります。これは、次の音は、低く発音するという意味です。牡蛎の「キ」には、線が引いてありませんから、低く発音します。 柿は、 キ 牡蛎は、カ カ キ このようにそれぞれの単語の音の高さは決まっています。ともに秋の季節に味わうことのできる柿と牡蛎。漢字で書くと意味がよくわかりますが、声に出す時に、柿と牡蛎の区別をつけるのはアクセントです。 日本語には、柿と牡蛎のような同音異義語がたくさんありますね。雨と飴、桐と霧など、いくつ思いつくでしょう。声に出して発音するときには、アクセント辞典に書かれているそれぞれの単語の高低のとおりに発音すると、単語の意味が理解されやすくなります。 このコーナーへのご意見、ご感想、リクエストは「話し方掲示板」におよせください。 |