Vol.165 赤ちゃんに語りかけ

 「見えること、見えるもの、聞こえること、聞こえるもの、それがなんであるか、わかりやすい言葉で、短い文で語りかけてあげましょう」
 これ、赤ちゃんに、語りかけるときのポイントです。赤ちゃんだけじゃなくて、胎児のときからとも言われます。
 例えば、道で、赤ちゃんがバスを見ていたら、「バスよ」「バスが通ったわ」と語りかけるんです。花をみていたら「さくらよ」「きんもくせいよ。いいにおいだね」とか。おやつの時間は「クッキーよ。食べようね。おいしいね。」って、赤ちゃんが注目してることについて話すんです。ゆっくりと、はっきりと、ね。
 こういう語りかけを続けるうちに、赤ちゃんは、言葉とはものの名前だと認識するそうです。そして、言葉を覚えていくんですって。単語だけ言うのでなく、短い文で話してあげるのがポイントなんですよ。
 これって、やってみると意外と難しい。具体的な言葉で短く語る、というのはかなり日常の言葉が洗練されてないとできませんね。普段、いかに無駄な言葉が多いかわかります。また、代名詞であれや、これやとしゃべっていることに気付きます。
 赤ちゃんへの語りかけのつもりで話してみると、短い文を話す訓練になります。これ、上手な話し方のヒントです。
 赤ちゃんへの語りかけ、チャンスがあればやってみてください。言葉が話せない赤ちゃんに、言葉をプレゼントするつもりで。ステキな言葉をいっぱい話してあげましょう。わかりやすい話し方とはこういうものだと、実感できるかもしれません。


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