Vol.162 おかあさんのように話してみよう

 小さい子供をもつ、おかあさんの話し方には、話し方の参考になること、学ぶべきことがいっぱいあります。
 子供は正直で、自分の興味のないことに無理に愛想笑いをしたり、つまらない話を我慢して聞いてくれたりはしません。ほんとうにおもしろい話、いま興味のあることだけを聞いてくれます。子供に話を聞いてもらうことには、工夫が必要です。大人に向かって話すときも、ほんとうは工夫して話したほうがいいはずです。
 小さい子供をもつおかあさんたちを見ていると、にっこりわらって、それこそ、最高の笑顔で話しかけています。公園で「鳩だよ」と子供に話しかけるときも、なんとか見てもらおうと、ほんとうに一生懸命話しかけています。それでも、子供は自分の興味のあるほうばかり見ていて、おかあさんの見てほしい方向は全然見てくれなかったりしますが(笑)。一生懸命話しかけていると、そのうち注目してくれます。
 子供が楽しめるようにようにと、身振り手振りで、なんとか注意をひこうとがんばっているおかあさんをよく見かけます。また、子供のためのお話し会などに行くと、話し手はほんとうに一生懸命で、身体をいっぱい動かして話しかけています。伝えよう、聞いてもらおうとするには、エネルギーが必要です。
 大人に向かって話すときに、一生懸命に伝えようとしていますか。大人相手に話すときには、トーンダウンしていませんか。大人に話す時も、子供に話しかける時と同じぐらいエネルギーを使ってみましょう。そのほうがよく聞いてもらえるはずです。
 子供に話しかけるときは、やさしい気持ちになりますね。その気持ちがいい言葉を生むと思います。一生懸命話しましょう。


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