Vol.120 ありのままで練習しているときは上手いんですが、いざ本番。みんなの前で話して(読んで)みましょう。となると、ぎこちなくて「さっきのあなたはどこへ行ったの?」ということありませんか。聞き手が多いからというわけではないようです。少人数の場合でも、あらたまった状況になると、かわってしまうんです。何だかネコでもかぶっているかのように、おとなしくなってしまって。自分をいいように見せようとしているんでしょうが、さっきの方が勢いがあってよかったのに。見ていて残念です。 気持ちはよくわかります。聞き手は、理解してくれるか、楽しんでくれるか、いろいろ考えると、体や顔もこわばって、ノビノビと話せないんでしょうね。 一人で練習しているときは、上手く自分の世界に入っているようです。そのままの状態で話すと(読むと)いいんですが、聞き手を意識した瞬間に何かがかわってしまうわけです。取り繕うというか、無難なところですませてしまおうとでもいうのでしょうか。余計なことを考えてしまうんですね。 演じようとしたり、つくろうとしても上手くいきません。それよりも、そのときの素直な気持ちを表わしてみてはいかがですか。ありのままで。 このコーナーへのご意見、ご感想、リクエストは「話し方掲示板」におよせください。 |