Vol.117 声が高いと明るい?

 前回は、低い声について考えてみましたが、今回は高音についてです。
 電話がかかってきた時、つい高い声で話していませんか。お客さまが見えたとき、声が高くなっている自分に気づきませんか。
 人は、自分よく見せようという時に、つい高い声を使ってしまうようですね。高い声は「よそゆきの声」のようです。声が高いと明るい、いい印象であると思ってしまうんでしょうか。
 地声が高音の人は、さらに高くなったり、響かせると、うるさいこともありますね。声の高さやボリュームは、その場にあうように、考えて発声した方がいいと思います。低音の人は、高くすると裏声になったり、無理しているのがわかるので、高くするよりも、声を響かせるようにしたほうが、いいでしょう。
 どんな声でも、心がこもっていないと、いい声には聞こえません。いい声とは、高い声ではなくて、自分の出しやすい声で話すことです。そのほうが、気持ちも込めやすいでしょう。
 発声練習をして、音域を広げるのもいいですが、まずは、自分の出しやすい高さの声を、いい声にしましょう。


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